算数と国語8:分数の種類
2021/04/27
今回は分数の種類を見ていきます。
数字が苦手な私は、国語的要素を入れながらやっていくとなんとか整理できるみたいです。
英文法なども同じです。articleを昔の人は「冠詞」と訳しました。そのおかげで名詞に乗せる冠のイメージを抱くことができます。
仮分数は分母より分子が大きいのだから、過分数のほうがしっくりくるかなぁと以前は思っていました。
でも真分数と対比して、「真 VS 仮」となると「ほんものっぽい、いかにも分数という感じの真分数」と「ちょっと分数っぽくない仮分数」というイメージが浮かんできます。
さらに英語で考えると納得します。
真分数はproper fraction、仮分数はimproper fractionです。
properは「適切な、ふさわしい」、improperは「不適切な、ふさわしくない」ですから、一層「真 VS 仮」のイメージが深まります。
ちなみにfractionの第一義は「断片」「破片」です。分数動画シリーズでは「一本のカステラを3人で分けたそれぞれの”かけら”が1/3 」みたいな言い方をしているのですが、まさに分数って「かけら」のイメージですね。