英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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TOEIC模試でビジネス英語を磨こう①

2015/05/29

日本語にせよ、英語にせよ、相手の発言を理解していることを速やかに表明できればできるほど、相手はあなたのことを頼もしく感じてくれることでしょう。

”相手の発言を理解していることを伝えるスキル”のひとつに、言い換えスキルがあります。相手の発言をそのまま繰り返すのではなく、別の表現で言い換えることで、より確実に”自分が理解していること”を相手に伝えることが可能になります。たとえば、相手が”I’m busy today.”(今日は忙しいです)と言ったとき、単純に”You are busy, right?”(忙しいんですね?)と繰り返すよりも、”It seems that you  have a lot of things to do, right?”(やることがたくさんありそうですね)と言いかえてあげた方が、自分の理解度は相手に伝わりやすいはずです。

実は、TOEICの問題を使って、こうした言い換えスキルを鍛えることができます。テストのスコアアップと同時にビジネス英語も磨きたい方はぜひ参考にしてください。

●用意するもの:市販のTOEIC模試(すでに演習済のものでも、以下のやり方であれば、再利用に十分耐えられます)

●やり方(パート3):

STEP1: 設問の解説を見て、正解選択肢をチェック

STEP2:トランスクリプション(放送の台本)から、正解の根拠となる箇所を見つける。

STEP3:正解選択肢とトランスクリプションの正解箇所との英語表現を照合する。

たとえば、”What will the man do?”(男性は何をするでしょうか?)という設問に対する正解選択肢が”(D) Ask another person to deliver the document”(他の人に書類を届けるのを頼む)だとします。トランスクリプションから正解の根拠部分を探すと”I ‘ll have Jean drop it off .”(ジーンに届けてきてもらう)という箇所が見つかります。両者を対比すると、”誰かに何かをしてもらうとき”の表現として、”ask 人to動詞 ”と”have人+動詞 ”があることがわかります。また、”~を届ける”も”deliver ”と”drop off”が使えることがわかります。

言い換えパターンの中には、”抽象的な表現”と”具体的な表現”のセットもあります。たとえば、”How does the man react to the co-worker’s idea?”(同僚に対する男性はどう反応しているか?)という設問に対する正解選択肢が”(A) It will not work.”(うまくいかないだろう)だとします。トランスクリプションから正解の根拠部分を探すと、”That would not be cost-effective.”(費用対効果は高くないだろう)という箇所が見つかります。両者ともに伝えたいことは同じであっても、”not be cost-effective”の方は具体的な表現、”not work”の方は抽象的な表現になっています。

ビジネスコミュニケーションにおいて、なるべく意見や事実を掘り下げたいときは具体的な表現を心がける。一方、大まかな結論を出したいときは抽象的な表現を心がける。TOEIC模試も活用次第で、こうした上級者のコミュニケーションスキルが得られます。

もっと初歩的なところでは、正解選択肢とトランスクリプションとの間で使われている英単語に着目し、同じことを言うときの表現バリエーションを増やしていくこともできます。正解選択肢の”It is understaffed right now.”(今、人手不足だ)とトランスクリプションの”our company is a little short-staffed right now.”(わが社は今人手不足だ)を合わせ見ることで、”人手不足”について、一気に二つの言い方”understaffed とshort-staffed”を学ぶことができます。