英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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異言語に共通する速読ポイント

2016/06/20

先日、TECCという中国語運用能力試験を受験してきました。TOEICを初めて受けたときと同様な感想を持ちました。一つ目は、リスニングはスクリプトを読めば楽勝なものであるのに、音声で一度きりしか聞けないため、その部分への耐性を身に着けていかないと太刀打ちできないこと。ふたつめは、リーディングは速読力を鍛えないと、持っている知識が生かせないということ。みっつめは、速読力を鍛えていけば、結果として、リスニングの際の情報処理スピードも上がっていきそうだ、ということ。この三つは、TOEIC対策と完全に合致しています。

TECCもTOEICも、決め手は速読力にあるという確信がだいぶ強くなってきました。そこで、中国語の速読ポイントについて見ていきます。だいたい以下のような4つのポイントに集約されるかと思います。

① 【素早く構造を掴む】漢字が並んでいるだけのところを、文法知識を使って、主語や動詞などの要素に自力で区切って読まなければならない。その際、区切りを間違ってしまうと、まったく文意が理解できない。

② 【音声は意識から外す】漢字にはそれぞれ発音と四声があるが、速読のときは音声要素を一切頭から切り離して、意味理解に徹しなければならない。たとえば、”現在他的願望終干実現了、心里有説不出高興”であれば、それぞれの漢字の読みがわからなくても文意はわかりそうなので、それでよしとする。

③ 【わかりにくいところは、前後関係から推測するにとどめる】わかりにくい個所は、前後関係から、ざっくりと推測する。その推測が合っているか気になるところだが、推測が大幅に違うようであれば、前後の内容がかみ合わなくなるので、すぐに気づける。したがって、外すことを恐れず、どんどん推測して読んでいく。先述の”現在他的願望終干実現了、心里有説不出高興”であれば、後半がちょっとわかりにくいかもしれないが、前半がおおよそ”彼の願望がついに実現した”という雰囲気はつかめるので、後半部分は”言い表せないくらい気持ちが高じている”ぐらいに推測しておく。

④【量は質を凌駕する】速読は目のスキルなので、目を活字に慣らすことが欠かせない。発音がわからない箇所、意味のわからない箇所を読み飛ばし、わかるところだけを拾って大意を編み上げていく練習をする。7割程度の理解を得られたら、次の中文へとどんどん進んでいく。

この4つの要素は、どれも英文を読むときにもそのまま活かせます。ということは、中文が早く読めるようになれば、英文を読むときも、その感覚がそのまま活かせるかもしれない、ということになります。