英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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非ネイティブの魅力

2017/10/29

今、NHKドラマ「わろてんか」にはまっている。

主要登場人物のほとんどが関東以北の人間。彼らが放つ関西弁になぜか惹かれている。おそらく、チャレンジングなことに挑戦している心意気に惹かれているのかもしれない。しかも、他者言語を使いつつも、他者文化を踏襲しつつも、その人がもともと持っている魅力が光っているのもいい。いや、彼らのネイティブ言語を話しているときより、魅力が倍増しているとすら思う。これぞ、非ネイティブの魅力。

外国語学習にも似たところがある。習い始めは、相手言語を頂点とした山を登っているような感じ。ひたすら相手言語を追いかけていく。しかし、そこを抜けると、心持はやや違ってくる。発音やイントネーションのような技巧的な関心から、技巧を超える中身に意識が向かいだす。このあたりは役者と方言との関係に似ている。熟練した役者は、技巧レベルを超えて、それ以上の何かを醸し出す。私が惹かれるのはその何かという部分だ。非ネイティブの役者が関西弁を話すとき、その何か見えない光が放たれるのだ。

「非ネイティブとしての引け目、自信のなさが常に漂う」状態を抜け出そう。非ネイティブは言語的ハンディがあることは致し方ない。しかし、ときに非ネイティブだからこそ、ネイティブとはまったく別の光を放つことができる。相手言語踏襲の先にある非ネイティブとしての魅力を探求したい。これはネイティブも帰国子女も敵わない、非ネイティブの特権でもある。