英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

ブログ

冗長の美学

2018/01/27

ビジネス英語ばっかりやってると、単刀直入、結論優先、簡潔性優先の価値観が強くなっていく。

こうした、すっきりとしたもの、シンプルなものへと向かう思考性は、その真逆の世界に浸ると、かえって際立ってくる。

最近、小説やら戯曲やら、文学に浸る時間が増えてきた。簡潔性とは真逆の世界だ。なかなか読点が見つからない。それくらいくらい冗長な文が続く続く。冗長であるはずなのに、冗長と感じさせないところに感心させられる。そうやってついつい読みふけっていく。

自分自身が日々簡潔性に心が向かう背景が見えてくる。冗長を冗長と感じさせないだけの表現力、あるいは話の中身に自信がないから、簡潔さでなんとかしのいでいるのだ。簡潔であれば、短い時間であれば、それほど魅力的ではない内容でも、人は聞いてくれるから。

こう考えると、やはり文豪レベルでない限り、冗長な世界にはうかつに手は出せない。小説を読めば読むほど、自分の言葉の世界は、「てみじか」路線になっていきそうだ。

冗長な文。これも一種のぜいたくかもしれない。