英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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ボックスリスニング~副次的産物

2018/02/26

ボックスリスニングをやってみると、意識がいかに「今・ここ」に留まれないのかがよくわかる。まるで、注意散漫にキョロキョロしている目線のようだ。

意識はまるで落ち着きのない子供と同じ。とにかく一点にとどまっていられない。そのたびに、自分で作ったボックスに意識を戻すことの繰り返し。

やっと意識を手なずけて、イメージしたボックスに英単語を次々と当てはめていく。すると、今度は半瞑想状態になり、なんとも心地よい「無」の境地が訪れる。

英語理解を目的とした場合、意識が「無」となってしまっては、このボックスリスニングは完全に失敗である。しかしながら、一点に意識を集中させたときの、アタマが真っ白な感覚は、これはこれですがすがしい。座禅のように、最初から「無の境地」を狙うと、これは案外難しいはずだ。英語理解を目的としているから、その副次的産物として「無」の境地が垣間見られたのだと思う。

「無」を追いかけると、意識はなかなか落ち着いてくれない。

一方、「英語理解」を追いかけると、皮肉にも、意識はストーンと抜け、「無」が訪れる。

なんとも皮肉なものだ。得られるものが「無の境地」であれ「瞬間理解」であれ、ボックスをイメージしたリスニングはしばらく続けてみよう。