最低10年
2018/03/31
資産運用の世界には、いくつかの基本ルールがある。
そのひとつに、「原則、長期運用」というのがある。
長期運用の最低ラインは10年程度。
自分の人生を振り返っても10年というタームはかなり手堅い。
サラリーマン人生ジャスト10年
自営業人生10年以上
英語学習歴10年以上
自分の血肉になっているものは、すべて最低10年を要している。
何をもって血肉化というのは、あくまで自己基準。
自分の中で、一定の納得感を得られることが、私にとっての血肉化。
53歳の現在の10年後は63歳。面白い老後の前哨戦と考えれば、これからの10年は決して長いとは思わない。
そして長期プロジェクトで自分がこだわるポイントがひとつある。
それはリバウンドのないやり方だ。
ダイエットであれば、わずか2か月で激やせすることより、毎日米粒一つ分ぐらいの変化をゆっくり楽しむ。そのほうがリバウンドがないからだ。
英語学習も、巷にあふれる「3日でわかる」、「一週間集中」のような短期戦には目もくれず、やはりコツコツ「情報ツールとしての英語」と向き合う。
個人カウンセリングを受けて3年。日々の変化は米粒なみの小ささではあるものの、リバウンドがないから続けられている。そもそも成果を急がなくなったこともカウンセリングの成果の一つ。
ダイエット体操はまだ3か月目ではあるものの、米粒なみの変化をうっすらと感じ始めている。以前は、短期型で、会う人からもその変化を指摘されるのがうれしかった。しかし今の方法は、牛歩なみの速度なので、周囲から気づかれることはほとんどない。でも、そのスローな感じがとても心地よい。
成果がゆっくりなものは、無理なく続けられる、結果、リバウンドもない。語学も、仕事も、ダイエットも、資産運用も、牛歩なみのペースでゆっくりゆっくり小さな成果を楽しみたい。