英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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三人称単数

2018/10/28

英語には膨大なルールがあります。その中でシンプルでありながらも、日本語に存在しないために、日本人がよく間違えるものがあります。

そのひとつとして、三人称単数というルールがあります。

※三人称単数現在形(三単現)の動画はこちら

英文の主語において、”私”でもなく、”あなた”でもない、一人もしくはひとつの存在を三人称単数と言います。そして、三人称単数を主語とするとき、動詞の末尾にSがつくことが多いです。このルールが適用されるのは、いわゆる現在時制のときです。過去形やwillなどの助動詞とともに動詞を使うときには適用されません。

I cook. (私は料理します)、You cook.(あなたは料理します)、They cook.(彼らは料理します)と言うのに対して、主語が三人称単数になると、He cooks. (彼は料理します)、Mary cooks.(メアリは料理します)としなければなりません。

実際のところ、He cook.でも全く通じます。三人称単数というルールを厳守しなくても、実際のコミュニケーションではほとんど支障がありません。

では、なぜこんな細かいルールを気にしなければならないのでしょうか?

それは多分、言語に対する「丁寧な姿勢」について、この三人称単数がひとつの目安になるからなのだと思います。もっとややこしい文法を間違うのは仕方ない。読み手も、書いた人の英語力レベルを推し量ってくれることでしょう。しかし、三人称単数は違います。これは英文法では基本中の基本なので、三人称単数の間違いは、その人の英文法力というより、その人の言葉に対する粗雑さとしてとらえられてしまう可能性があります。

したがって、三人称単数のミスが多い資料は、「この資料はほとんど見直されることなく作られた」と読み手から判断される可能性が高いです。

丁寧に言葉と向き合うことは、丁寧に日々の仕事と向き合うこととほぼ同義だと私は思います。「ネイティブではない日本人が、可能な限り丁寧に向き合った英文」を私は目指したいです。

言葉を丁寧に観察し、丁寧に扱うことは、私自身の精神性にもきっと良い影響があると思っています。