英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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ブログ

学習者が持っている二つの力

2019/02/26

私がこの仕事を選んだのは、私自身が「下手な教え方」の被害者であり、同じような被害者を一人でも多く救いたかったから。

そして、いざこの仕事をはじめてみると、やはり「下手な教え方」によって、本来しなくてもよい落ちこぼれ体験をされている方々と次々と出会いました。

それでは、教え方の上手な先生をたくさん養成すれば、世の中から落ちこぼれは消えていくのでしょうか?

私はその可能性は決して否定しません。そんな淡い期待があってこそ、この仕事を選んだのですから。

しかし、私がもっと関心を持っているのは、学ぶ側の潜在能力の方なのです。どれだけへたくそな教師に教わろうが、一定数の学生はしかるべき成果を出して、得意科目として体得しているという事実。進学校などはその好例です。学習する環境さえ与えていれば、地頭のよい生徒たちは勝手に学力を上げていきます。同じ授業を受けながら着実に実力をつけていったクラスメートの存在が、その事実を教えてくれました。

もうひとつ関心を持っているのは、学ぶ側の「師を引き寄せるタイミング」。学ぶ側がしかるべき体験を経て、機が熟したときに、しかるべき師がその人の前に現れるという、この世の仕組み。

高校時代の挫折がきっかけで、理数嫌いになった私。しかし、その事実を十分に受け入れたあたりから、理数系人材との出会いに恵まれるようになりました。理数オンチである私も、理数人材をリスペクトする私も、どちらも大好きです。そこには屈折した劣等感や嫉妬は存在しません。あ、自分は英語が得意だから、その優越感で理数科目への劣等感をチャラにしている、とかそういうのじゃないです。もう英語であれ数学であれ、劣等感や優越感を引き出すためにそれらを使う必要がないということです。

嗚呼、どこまで行っても、結局は、自分自身の内側を見つめることがすべてなんですね。「~のせいで私はこうなった」じゃないんですね。

内なる自分との対話のために、今日も仕事に励みます。