英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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非接触型英語研修:英単語倍増計画:英単語倍増計画17 子音推移

2020/01/31

ブログで英語研修。暗記不要のビジネス英語。自学・独学で英語上達。

 

以前、活版印刷でつづりが固定されたあと、大母音推移が起こり、結果、つづりと発音にギャップが生じ、複雑化していったことをお伝えしました。(英単語の複雑化要因はこちら

実は、母音だけでなく子音もそれなりに推移していたようです。これの発見者にちなみ「グリムの法則」と呼ばれています。あのグリム童話の作者ですね。

グリムの法則の詳細は専門書に譲るとして、一言でいうと子音推移です。特定の子音がゲルマン系で変化する一方、非ゲルマン系では変化しなかったり、その逆もあり、その結果、同じ意味でもゲルマン系と非ゲルマンつまりラテン語系では、つづりが異なるものが混在するようになりました。

ここで押さえたいポイントは3つです。

① Fで始まる単語(ゲルマン系)と同じ意味の単語がPで始まる(ラテン語系)場合があること

以下のようなラテン語系が英語に借用されました。私たちにとって身近なゲルマン系を左側に、借用語であるラテン語系を右に記しておきます。印欧祖語(ゲルマン系・ラテン語系共通の祖先)はPで始まったのですが、ゲルマン系ではPがFに子音推移した一方、ラテン語系はPのまま残りました。

  • father→ paternity(パーニティ:父性)
  • fish→ Pisces(イシーズ:うお座)
  • foot →pedestrian(ペストリアン:歩行者)
  • fee(ィー:料金)→pecuniary(ペュニアリー:金銭の
  • ferry(フェリー:船)→port(ート:港)

② Bで始まる単語(ゲルマン系)と同じ単語の意味がFで始まる(ラテン語系)場合があること

以下のようなラテン語系が英語に借用されました。私たちにとって身近なゲルマン系を左側に、借用語であるラテン語系を右に記しておきます。印欧祖語(ゲルマン系・ラテン語系共通の祖先)はbで始まったのですが、ゲルマン系ではbのまま残った一方、ラテン語系ではfに子音推移しました。

  • brother(兄弟)→ fraternity(フラーニティ:兄弟愛)
  • break(壊れる)→ fragile(フジャイル:壊れやすい)
  • bear(アー:産む →fertile(フータイル:肥沃な)

③ ラテン語系は馴染みが薄い単語が多いので、同じ意味のゲルマン系と関連させておくことと覚えやすい

正直、大学受験以来、英単語の暗記をしたことがありません( ;∀;)。それくらい私は暗記が大嫌いなのです( ;∀;)。で、どうしたかというと、TOEICの問題演習や業務上のメールや会話、プレゼン準備などを通して、「気が付いたら身についていた」というアプローチでやってきました。今でもやはり単語暗記はやらないです。興味がある記事や本を読みながら自然に語彙を増やしてきた感じです。このように欲しい知識を直接的に覚えようとせず、他の学習や作業をしながら、「気が付いたら身についていた」という状態を目指すアプローチを偶発的学習と言います。こちらについては別途またご紹介したいと思います。