英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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数学と物理学、そして英語

2018/02/01

カーンアカデミーで秀逸なのは、どんな分野であれ、その導入部分だ。導入部分では、基本原理的なことや、それを学ぶ意義などを扱う。けっして各論を急がない。ちなみに、数学においても、講義体型の一番最初は「なぜ1+1は2なのか?」という基本の基本から始まっていたりする。「あたりまえを疑う」、「あたりまえを掘り下げる」~カーンアカデミー独特の視点でもある。

そんなカーンアカデミーでは物理学も扱っている。

導入講義ではこんな感じのことを言っていた。

数学は、現実世界ではありえないような、概念的、抽象的な思考を扱う。一方物理学は、現実世界での諸現象を解明していく。この諸現象をさらに細分化したものが化学であり生物学である。

これをピラミッドに例えると、底辺にあるのが数学という思考だけの世界。その上に、現実世界を解明する物理学があり、さらなる上に現実世界を細分化した化学や生物学が成り立っている。

このピラミッドを見ながら、英語に置き換えてみた。英語の根底にある普遍的なルール、現実世界とは切り離された抽象化された世界、という点で、これは数学に近い。そして現実世界で実施に使われている英会話は物理学に近い。ビジネスに特化された英語は、ピラミッド上段の化学や生物学といったところだろうか。

受験英語をやっているときの、世の中で行われているリアルなコミュニケーションから隔離された感じ、非常に抽象化された感じ、純化された感じ。これらは、数学のそれと似ているかもしれない。理系の思考体系が、数学→物理学→各種学問だとしたら、英語も同様に、受験英語→英会話→ビジネス英語、というような見えないピラミッドがあるのかもしれない。