英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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ブログ

盆踊りが好きな理由

2019/08/28

盆踊りが大好きです。その理由を考えてみました。

1.『魅せる』がないこと

盆踊りが好きな一番の理由はここです。観衆のために踊って魅せるのではなく、皆、自分の踊りの世界に没頭している。魅せる対象となる他人がいないこと。これが盆踊りの最大の魅力です。観客を前提とした『よさこい』と真逆のイメージかもしれませんね。

2.『横文字』がないこと。

今の時代、なんでも横文字にするのが流行っています。盆踊りの世界は、圧倒的に漢字とひらがな。わざわざBon Festival だとか、Odoriのように、特別な意味を持たせるような小細工は、盆踊りではあまり見られません。そのセンスが大好きです。

3.『カリスマ』がいないこと。

盆踊りでは、特に目立つことはしません。ただ人の輪の中に入って、群衆の一人に徹して踊ります。個性を競う時代と逆行するようですが、個性のインフレ時代にあって、あえて目立たず、周囲と同じことを黙々と行う盆踊りの潔さに惹かれます。

4.『インストラクター』がいないこと。

厳密にいうと、やぐらの上で踊っている踊り子さんたちがインストラクターということになります。彼女たちの動きをまねしながら、気が付くと、踊りの手順を会得しているという感じも大好きです。

5.『語り』がないこと。

『よさこい』を見ていますと、各チームに一人進行&司会役がいて、その人の名調子も見どころだったりします。その点、盆踊りは、基本的にそういう気の利いた語りだとか名調子は存在しません。せいぜい司会者が次の曲名を告知するぐらいです。『よさこい』の魅力を熱く語る人は結構いそうですが、盆踊りの魅力を熱く語る人は私の知る限りではいません。盆踊りは見るものでも語るものでもない。ただ踊るもの。

6.今の時代の空気からずれていること。

圧倒的に踊り子人口は『よさこい』に流れています。それは、きっと『よさこい的スタンス』が今の日本人の精神性に合致しているからなのだと思います。一方、盆踊り人口は確実に減っている印象があります(都内を除く)。地元埼玉は、本当に踊り手が少ない。でも、私はそのさびしさすら愛しいと感じてしまうのです。『時代の先端にいるわけではないこと』、『流行にまったく乗っていないこと』そんな寂しさの中で、めいっぱい汗を流して踊るのも一興です。

7.身体発で生きていくこと

盆踊りは頭も心もほとんど使いません。体から入っていきます。体が軽やかになると、心や頭もそれに近い状態になっていく。日々、思考全開の私にとって、盆踊りの8月だけは、身体先行の貴重な月なのです。