英語嫌いの 胸を躍らせる有限会社ラーナーズジム

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ブログ

観賞者と実践者

2015/01/06

企業の英語研修は、とかく、英語未使用者が多い。将来に備えてとは言うものの、今使っていないものに相当な時間を費やして真剣に学ぶことは、かなりきついはずだ。実践者のスタンスは実践する状況に置かれないとなかなか身に付かない。しかしながら大人は自分はできなくても、他人の出来不出来を批判することはできる。自分はできなくても、通訳者の品質は見抜ける。自分はできなくても、経営者批判はできる。つまり、実践者としての能力と、見届ける者としての能力は必ずしも一致しない。芸術に置き換えるとわかりやすい。観衆は歌舞伎ができない。でも観衆の眼が越えるほどに、役者のレベルも上がっていく。世の中のありとあらゆるものが、実践者と見届ける者とのバランスの上に成り立っているとまずは考えてみる。そう考えると、英語の実践者でなくても、まずは見届ける者として、英語に触れてみるのもありだろう。自分はできなくても、なぜあの通訳はこちらの通訳よりわかりやすいのか考えてみる。あの人の英文はなぜわかりやすいのか、あるいはかわかりにくいの
か考えてみる。そもそも自分ができることしか批判してはいけないとなると世の中のコメンテーターは飯が食えなくなる。世の中に実践者が必要なように、見届ける者にもそれなりの存在意義がある。そんなスタンスで英語学習をしてみてはどうだろう。ちょうど私が、全く話せないくせに中国語ワールドを楽しんでいるように。